ギターチューニング"DADGAD"基礎練習【メジャースケール・マイナースケール】
ギターチューニング"DADGAD"における基礎練習、今回はメジャースケールとマイナースケールを紹介致します。
DADGADチューニングについてはこちらの記事をご覧下さい。
musashiofficialblog.hatenablog.com
今回は簡単にDADGADチューニングにおける「ドレミファソラシド」といった連なる音(音階)のポジションを解説していきます。
一般的に長調(メジャー)の音階をメジャースケール、短調(マイナー)の音階をマイナースケールと言います。
今回はDADGADにおいて使いやすい「D」を基準にそれぞれのポジションを見ていきましょう。
Dメジャースケール
赤いポジションはルート音であるDの音になります。
Dメジャースケールは6弦開放弦であるDの音からスタートする事の出来る音階で、DADGADにおいて最も幅広く活用する事の出来る音階の一つです。
いわゆる「ドレミファソラシド」の音階であるCメジャースケールと比べると、ファとドの音がシャープする点に注意しましょう。
また全体的なポジションを見てみると、3弦6フレットのC#の音を除き、1~3弦と4~6弦のポジションがとても上下対称に規則的であることが分かるかと思います。
この事からDADGADにおけるメジャースケールはとてもポジションが覚えやすいと言えるでしょう。
Dメジャースケールにおいて最も弾きやすい音階の運指はオレンジの線で示した部分になります。
中指で5弦5フレットのDからスタートし、1弦7フレットのAで折り返します。
このポジションはフレットを移動させることで他のキーにも応用する事が可能です。
DADGADにおいて連なる音階を弾く場合、3弦から2弦への運指がいささか急になりやすいので注意して下さい。
Dマイナースケール
赤いポジションはルート音であるDの音になります。
Dマイナースケールも同様に、DADGADのチューニングを活かすことのできる幅広いポジショニングが可能な音階になります。
Cメジャースケールと比べると、シの音がフラットする点に注意しましょう。
メジャースケールと同様に、3弦9フレットのEの音を除くと、1~3弦と4~6弦のポジションが上下対称で規則的になっています。
Dマイナースケールにおいて最も弾きやすい音階の運指はオレンジの線で示した部分になります。
人差し指で5弦5フレットのDからスタートし、1弦8フレットのB♭で折り返します。
メジャースケール同様、フレット移動させることで他のキーにも応用することが出来ます。
またこの運指の場合、3弦から2弦へ移動する際に人差し指を寝かせるような形になるので多少慣れが必要でしょう。
DメジャースケールとDマイナースケールはDADGADにおいて基本となる音階の一つです。
ポジションも比較的覚えやすいので早いうちに覚えておくと便利でしょう。
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