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人生で一度も坊主にすらしたことのないロン毛男が、衝動的にスキンヘッドにしてみた。

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齢二十八にしてふと思った。

「自分の頭ってどんな形してるんだろう?」

今まで髪を切ってもらうときに、美容師さんとの話の中でなんとなくこういう形なのかなとか、それならこういう髪型じゃないと似合わないのかとかイメージをすることはあったけれども、実際に地頭そのものを見たことは無い。

というか物心ついた時にはすでに坊主はおろか、「短髪」という選択肢は自分の中のヘアカタログにはなく、ずっとミディアムからロングヘアを行き来していた。

そこで衝動的にこう思ったのである。

スキンヘッドにしてみたい」

短髪でも丸刈りでもなく、スキンヘッドである。
昔から0か100かの性分なもので、そこに迷いは無かった。

という事で今回は、人生で一度も坊主にすらしたことのないロン毛男が、衝動的にスキンヘッドにしてみた感想とその後の経過について報告していきたいと思う。


何故、短髪でも坊主でもなくスキンヘッドなのか

冒頭では省略したが、実はスキンヘッドにしたいと思った動機はいくつかある。

自分の素の頭を見てみたい
今後の髪型を考える際にどういったものが似合うかの判断材料にしたい。
あと単純な好奇心。

②将来ハゲた時にスキンヘッドにするべきかどうかを見極めたい
男性は老いれば少なからずハゲると思っている。
その時に自らのハゲに抗うか、潔くスキンヘッドにし供に歩むかの見極めを予めしておくことで、今後の心構えが出来るのではないかと考えた。

③現状の毛根の具合を確認しておきたい
28歳は人によっては既に毛根が後退し始めていてもおかしくない年齢。
一度全部剃り上げ、自分の毛根の具合を確認しておきたい。

帽子やメガネの似合う髪型にしてみたい
帽子が最も映え、似合う髪型は毛量が邪魔をしない坊主かスキンヘッドではないだろうか。
最近は髪が伸びてきて帽子を被る機会が減ってきてしまったので、思う存分被る時期を設けたい。
また経験上、耳周りの毛量が少ないほどメガネはフィット感と見た目の両方が向上すると感じている。
スキンヘッドはその極みではないかと感じたのだ。

⑤自分の好きなおしゃれを楽しみたい
Yohji YamamotoやComme des Garçonsなどの黒を主体とした個性的なモード系ファッションが好きな自分としては、髪型もそれに合わせていきたいと思うところ。
そこで坊主頭やスキンヘッドといった、モード感がありつつも服の個性を邪魔しないスタイルを一度試してみたいと思ったのである。



ちなみに、施術前に心配だったのが髪質の変化や毛根への影響
これは理容師さんに相談したところ、基本的にはそこまで心配することは無いとのことだ。
稀にチリチリになってしまったりする人もいるようだが、まぁその時はその時で運が悪かったと思う事にしよう。
あと自分は今回初めて知ったのだが、美容師ではなく容師ではないと「剃り」の処理は出来ないとの事なので、お店でお願いするときは注意しよう。

で、どうなったか

まぁそんなこんなで単刀直入に、

こんなんや、

こんな感じだったやつがどうなったかというと、






こうなりました。
嗚呼、超新鮮。

スキンヘッドにして気づいたこと

早速ではあるが、人生初のスキンヘッドを経験して気づいたことがいくつかある。

①自分の頭の形を明確に把握することが出来た
今までに美容師さんから「後頭部が絶壁」「ハチが張っている」と言われたことがありその点に不安を感じてはいたのだが、こうして丸裸にしてみるとそこまで神経質に気にするほどの具合でもなさそうに感じた。
この点だけでも大いにスキンヘッドにした価値があると感じている。

②部分ハゲや毛根の残り具合をはっきりと確認できた
今回スキンヘッドにしてみて確認したかった部分的なハゲや毛根の具合だが、我ながら至って健康的な頭であることが分かった。
学生時代に髪の毛が細い事から「ハゲてるぞ」とふざけて言われたことを根に持っており、その点でこうしてちゃんと毛根が生きていることを確認できたのは大きな自信へとつながった。

③スキンヘッド=ツルツルではない
勝手にスキンヘッドはツルツルとした触感や見た目であると思っていたのだが、実際のところは写真の通り毛根が透けて見える為、総合的にツルツル感は思ったほど無い。
(ツルっと感を演出するためにはベビーオイルなどを薄く塗ってセットすると良いらしい。スキンヘッドでも「セット」というものが存在するのだ!
また、触感は順方向になでるとツルっとしているが、逆方向になでるとチクチク感を感じる。
この点は口周りのヒゲと同じであると考えると分かりやすいだろう。

スキンヘッドにして感じたメリット

スキンヘッドにして少し過ごしてみると、早くもいくつかのメリットを感じることになる。

①いくらでもハゲ頭を触り放題
マジで冗談抜きに、自分の中で一番のメリットはこれだった。
いくら興味があるからと言って、いきなりそこら辺のハゲ頭を引っぱたくことは許されない。
その点、自分がスキンヘッドになってしまえばハゲ頭を叩き放題、触り放題なのだ。
ちなみにそのファーストタッチは何とも言えなかった。というかすっげー気持ち悪かった。

②セットの手間が皆無
次点でメリットに感じたのはやはりよく言われるセットの手間。
お風呂上りに頭皮のケアをする手間はあるが、顔のスキンケアの延長線上で出来るのでそこまで大した労力には感じない。
むしろ手に余った化粧水を頭に塗りたくれるのでしっかり使いきれる。
当然ではあるが髪が無いのだから、髪を乾かす手間も無い。

③良くも悪くも人からのリアクションがある
これは良くも悪くもであるが、知ってる人と会うと100%何かしらのリアクションがある。
ロン毛→マッシュ程度では「あ、髪切ったんだ~」で自分の中で自然に処理してしまいかねないところだが、ロン毛→スキンヘッドはそのあまりのギャップからか「!?」となり情報の処理が追い付かないのである。
「スキンヘッドにするならまずは思い切り伸ばしてから」
これは是非とも提唱していきたい。

スキンヘッドにして感じたデメリット

メリットがあれば当然デメリットもある。

①頭をぶつけると信じられないくらい激痛
早速帰宅してから頭をぶつけてしまった。
いままでクッションになっていた髪が無い分、頭部への衝撃は必然的にダイレクトアタックとなりそれはとてつもないダメージである。
傷跡やあざが残るほどの衝撃ではなかったものの、万が一それに及ぶ衝撃を与えてしまった場合は見てくれも悪くなるので頭部周辺の障害物には注意しなくてはならない。

②クソ寒い(暑い)
スキンヘッドにしたのは正午のすこし温かい頃合いだったのだが、日が沈むにつれて気候の変化を身体のどこよりも先に頭が感じるようになった。
特に寝る時には恐ろしく頭が寒く、かといって布団をかぶると息苦しいので困ってしまった。(結局我慢して寝た。)
真夏になればこれと真逆に頭が暑くてしょうがないといった事態にもなるのだろうなと容易に想像が出来る。

③メンテナンスの大変さ
うすうす気づいてはいたが、スキンヘッドにしてもらっている間に感じたのはその処理の大変さである。
頭の形にそって丁寧に剃刀を走らせていくのだが、前頭部だけならまだしも後頭部や襟足付近はくぼみがあるぶんとても大変そうだった。
髭剃りですら肌を傷つけたりしないよう慎重になるというのに、その数倍に及ぶ頭部の面積を剃り上げていくのだからその気苦労は計り知れない。
今回自分はスキンヘッドを維持するつもりはないのでこの点に懸念は無いのだが、維持を考えている人は注意しておいてほしい。

あとこれはどうでもいいっちゃどうでもいい事なのだが、良くも悪くも「スキンヘッド」だ。
であるからして、自分の姿が鏡やガラスに映るとなんというか…何とも言えない気持ちになる

施術後のケアについて

また分かっていたことではあるが、やはり施術後の数日間はケアが大事になってくる。

①しっかりと洗髪を行う
「洗髪?髪なんかねーーーーーじゃぁん!!!!」となりそうなところだが、考えてみてほしい。
毛根の入り口からは沿った髪の毛が少なからずともコンニチワしているのだ。
また、そもそもにおいてシャンプーは髪を洗うのではなく頭皮を洗うことが大事と言われている。
折角、頭皮丸出しで洗い放題なのだからボディソープや洗顔料ではなく、しっかりとシャンプーで頭皮をここぞとばかりに洗ってやると良い。

②お風呂あがりや乾燥時の保湿
これは普段スキンケアをしている人からすれば理解出来るだろうが、当然スキンヘッドなわけだから「スキン」のケアが大事になってくる。
といっても、顔と同じようにオイルやクリームを塗布してしまうと毛根の詰まりに影響しかねないとのこと。
頭皮には保湿向けの化粧水やローションなどをお風呂あがりや乾燥時に塗布すると良いらしい。

③紫外線をブロックする
聞いたところ春と秋は紫外線が多い季節とのことで、外出時は帽子をかぶるに越したことはないようだ。
言われずとも防熱・防寒対策でかぶる事にはなると思うのだが、紫外線ケアにもなると思うと1つメリットが増えたような気がしてなんだか得をしたような気分になる。

今後について

少し前に言及した通り、今回自分はスキンヘッドを維持するつもりは毛頭ない。(!)
なのでここからは自然と髪を伸ばしていきその経過を観察したいと思っている。
そこで、折角だから1日ごとの経過をこのブログにて報告していきたいと思う。
今後スキンヘッドにしたいけど、その後どうなっていくのか不安な人や、はたまた何かやらかしてしまってスキンヘッドにしなきゃいけない人なんかにもどこかで役立つのではないかと思う。
是非とも参考にしていただければ幸いだ。



ちなみに。



これを書いているのは実際にはスキンヘッドにした翌日以降なのだが、翌日にして既に頭はツルツルではなくなってきている。
気になる方は是非とも確認してみて頂きたい。

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