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ワガママなネックを持つギター、数年を経てついに相性抜群のカポタストに出会う【三種の神器~その2~】

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今日は僕にとってのアコースティックギター演奏に欠かせないアイテム―
三種の神器のご紹介コーナー第二弾

musashiofficialblog.hatenablog.com

第一弾はこちらから。





というわけで。

いきなりなんですけど。





ギター弾きにとって嫌~なものって、バレーコードだと思うんです。
何と言っても、ザ・初心者さんがギターを挫折する理由じゃないですか。

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何かしら曲や、弾き語りに取り組む時に、まず各々コード進行だったりを調べると思うのですが。
FB〇♭とかいかにも人差し指を酷使しそうなコードが出てくるとうっ…となってしまいますよね。
今は少し調べると「簡単弾き」とかいう簡略化されたコード進行のものが見つかったりするかと思います。
あれもつまりは、いかにバレーコードを回避して演奏できるかって人間の欲求の行き着いた先ですよね。

そこで今回ご紹介するのは、その「簡単弾き」だったりには欠かせない、コイツ。



圧倒的! 唯一無二の使用感を誇る【カポタスト


カポタストちゃん。

不可能を可能にしてくれるギタリストの大事なお友達
特にDADGADチューニングで演奏する僕なんかは得意不得意なコードや指の動きがはっきりしてるので必要不可欠なツールの1つになってます。



アコースティックギターを始めてから最初の頃は、バンド時代にエレキギターで使っていたKyserのカポを引き継いで使っていました。

グっと握ってサッとズラしてパっと離すといった直感的な使い心地が魅力で、曲中に転調でカポを移動する場面等ではすこぶるその利点を発揮してくれていました。



ところがこやつ、1つ難点がございました。



それは僕の使っていたTaylor 518eとの相性が悪くはめた際にピッチが狂ってしまうという点。

カポタストはネックの形状との相性によって、1弦や6弦といった端の弦がしっかりとホールドされず、微妙なピッチのズレを生じさせてしまうといった問題が発生する事があります。



SHUBBのカポクラシックギター時代に利用していたので、そのアコギ版など評判が良いのもあり試してみたのですが、やはり同様にピッチのズレが感じられました。
SHUBB自体は着け心地は抜群だし、なんなら別のギターだとバッチリピッチは合うし、これは518eさんのワガママボディに合うカポタストは無いのでは



そんな風に悩んでいた中、最終的に行き着いた先コレ





G7thPerformance 2 Capo



これがマジでヤバかった。



何がヤバいって、もうピッチとか関係無くまずその着脱のしやすさ

ネックに合わせてからグっと握り込むと、その強さに応じて弦をしっかりホールドしてくれます
外すときはG7thのロゴの端についてるでっぱりをクイっとワンタッチ

従来のカポはネジの回し具合であらかじめ挟み具合を決める必要があったり、そもそもバネの強さ任せで挟み具合の調整そのものが出来ないものがほとんどだった中で、この挟み具合を自在に調整出来るというのはまさに唯一無二のメリットなのです。
これを一回味わっちゃうともう他のカポに戻れなくなっちゃいます。

そしてこの、挟み具合を自在に調整出来るといった点は先述したピッチの安定感にも大きくかかわってきます。

こちらは同じくG7thのPerformance 3 ART Capoなのですが。
Performance 2の後に出来た、「ART」という革新的な機能を備えた最新型になります。
弦に当たる側のゴム部分が、指板やフレット、1~6弦が成すカーブと押弦時の負荷に対し、最適な形状へと柔軟に変化する事によって、最小限かつ、より適正な圧力で弦を抑える事が可能となっています。
もともとPerformance 2のゴム部分も柔軟性は高かったのですが、それよりも更に様々なギターにおいてチューニングの精度を求める事が可能となっているのです。

今のカポに満足しておらず、何か新しいものを探しているなら正直コレ一択だと思います。





様々な曲に挑戦していく中でいつかは必要になる道具、カポタスト
まだ持ってらっしゃらない方はこの機会に是非色々と探してみて下さい。


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